結婚して子供ができたりして、家が手狭になったから大きな家を買って。

ここでずーーーっとみんなで過ごしていくんだろうな〜✨

みんなで思い出を作って楽しく過ごしていくのかな〜♡
と想像しながら住宅購入のサインをしたと思います。
さて、現在!この記事を見ている方はこの住宅が邪魔になっていませんか?
私はあ~住宅の財産分与めんどくさい!
となりました
配偶者がお金持ちで今後もこの家に住んでもOKよ~
や
人気地域に住んでてすぐ売却利益が出るので、売れば現金が入る~ウホウホ😊
となれば全然良いですが
そんな簡単な話じゃないですよね。
選択肢としては•••
- 売却
- 賃貸に出す
- そのまま住み続ける
- 持ち主と住む人が同じ(名義人が住む)
- 持ち主と住む人が違う(名義人と違う人が住む)
メリットとデメリットはどうなのか考えて見ていきましょう。
1.売却
住宅を売却し、売却後の利益が出れば利益分を夫婦で分けます。
メリット
- 住宅ローンがなくなる
- 売却代金を夫婦で分けることができ、現金を手にすることができる
デメリット
- 売却価格が借金より下回った場合(オーバーローン)、不足分を夫婦で負担する
- 売却に時間がかかる
オーバーローンになったときは。。。
- 自己資金でローン分を返す
- 任意売却を検討する
⇨住宅ローンの返済がこんなになった際に、債務者(物件の所有者)が金融機関の同意を得て不動産を売却する手続きですが、手続きや条件があるのでそこは確認が必要です。
2.賃貸に出す
住宅を賃貸に出し、賃貸収入で住宅ローンの返済に充てる。
人に貸して収入を得る方法ですね。
メリット
- 賃貸収入を住宅ローンの返済に充てられる
デメリット
- 家賃収入が住宅ローンの返済額を下回った場合、不足分を夫婦で負担する
- 賃貸に出すことによりトラブルが発生する可能性がある
3.そのまま住み続ける
文字通りそのまま住み続けて所有していくということです。
持ち主と住む人が同じ(名義人が住む)
メリット
- 住宅を取得した方は、住み替えや売却の自由度が増える
- 生活圏を変えずに住み続けることができる
デメリット
- 住宅ローンの負債を受け継がないといかない
- 名義変更等の手続きが大変
- 住宅を引き継ぐと配偶者に対して評価額の半分を支払う必要があり、高額なお金が必要になる
- 住宅ローンの借り換えや新たなローンを組む際に金融機関の審査が必要になる可能性がある
持ち主と住む人が違う(名義人と違う人が住む)

父親名義の家に子供と一緒に母親がその家に住むイメージだね。
メリットデメリットは上記とあまり変わりませんが、
配偶者が急に自宅を競売にかけることや、ローンを払わなくなる可能性があります。
そうすると住めなくなる場合があり、リスクがつきものです。
結局どうしたのか?
私はペアローンだったので、どちらか一方が負債を背負い続けて生活していくのは現実的じゃありませんでした。
結局、売却を選択。でも、売れるまで1年半かかりました。
運良く物件価格が上がっていた時期で、利益は出たけど…
利益が出たら出たで「どう分ける?」ってなって、ちょっと揉めました。
(最終的には「もういいや…」となって、大半を渡しました。正直、やっぱモヤモヤは残るよね~)
最後に:どの選択が“正解”なのか?
理想は「利益も損も出さずに、トントンで終われる」ことかもしれません。
それなら、お互いにわだかまりが残りづらいし、前向きに次のステージに進めるから。
ただ、どの選択が正解かは人それぞれ。
家のローン、名義、土地の価値、夫婦の経済状況…いろんな要素が絡みます。
まずはしっかり話し合って。
それでも決まらないなら、専門家(弁護士・不動産業者など)に相談するのが一番の近道です。
おまけ:これからの人へ
持ち家を買うときって、幸せの絶頂で「この先ずっとここで…」って想像するけど、人生ってほんと予想外のことが起きる。
もしこれから家を買う人がいたら、「もしものとき」にどうするかも、頭の片隅に置いておくと、いざというときのダメージが少なくて済むかもしれません。
難しいですがね・・・
最後まで見てくださりありがとうございました。
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