今回は、私が「離婚を決めたきっかけ」について書いてみようと思います。
離婚って、意外と身近な人には相談しづらいものですよね。
私もそうでした。

こんなことで離婚しても良いのかな

子どもや親を悲しませるかもしれない…

私が我慢すればいいんじゃないかな
そんなふうに、いろんな気持ちが頭をよぎって、なかなか言葉にできなかった日々。
※先に言っておきますが、私は離婚を勧めたいわけではありません。
ただ、もしこのブログを読んでくれている誰かが、少しでも前向きな気持ちになれたらいいなと思って、こうして綴っています。
結婚までの流れ
元夫とは1年の付き合いで結婚しました。
付き合っている間は、お互い遊びに忙しくて、会う時間も少なめ。
田舎に住んでいたこともあり、年上だった元夫には「早く結婚したい」という気持ちが強くあったようです。
そんな流れで、あれよあれよという間に1年で結婚へ。
離婚を決めたきっかけ
直接のきっかけは、元夫に言われたある一言でした。

俺より稼いでからものを言え
…え?そんなことで?って思いますよね(笑)
私も最初はイラッとはしたものの、「また言ってるな〜」と流していました。
でもある日、職場でその話をしたときに、同僚がポロッと言った一言が胸に刺さりました。

そんなこと言われたら、私なら離婚だわ!
その瞬間、ハッとしたんです。
「あぁ、そんなにひどいことを言われたんだ」って。
それまでは大きな喧嘩もなく、むしろ“平和”に見えていた日々。
でも、年上の彼に対して、どこかで遠慮していた自分もいたのかもしれません。
その一件について「なんであんなこと言ったの?」と聞くと、
返ってきた言葉は、

酔ってて覚えてない
軽く流すその態度に、私は深く傷つきました。
話し合いすらできない。嫌だった気持ちにも寄り添ってもらえない。
その瞬間から、「離婚」という選択肢が、現実的なものに変わっていきました。
離婚を決めるまでの、長い気持ちの波
離婚を伝えるまでは、実はかなり時間がかかっています。(上の子妊娠中に1度目の浮気発覚しています。その後も女性関係のことがあり、離婚も考えていました。)
でも、その間ずーっと元夫のことを嫌いだったわけではありません。
本やネットでたくさんのHow toを読み漁って、「夫にもっと自分を好きになってもらうにはどうすればいいんだろう?」と、必死に努力していました。
よくある方法を何度も試して試して、そして撃沈。
うまくいったと思ったらまた問題が発覚して…を繰り返して、まるで気持ちがジェットコースターのようでした。
離婚前の数年間はその大きな波もなく、静寂な気持ちでいました。
「もうどうでもいいや」と思う瞬間が増えていたのでしょう。
正直、このままいけば、子どもが20歳になるまでは“表面的には”夫婦関係を続けていたと思います。
実際、「子どもが大人になったら離婚しよう」と、女関係がおさまらない元夫を見て数年前に決めていました。
でも、例のあの言葉を言われたとき――
「俺より稼いでからものを言え」
その瞬間に、私は気づいてしまったんです。

このままだったら、私は幸せに過ごせない。
自分の幸せも、もっと大事にしていいんじゃないか。
ふと、こんな不安もよぎりました。
「あと数年経ったら、元夫も年を取り、状況的にも離婚がしづらくなるんじゃないか」と。
また、こんなことも思いました。
「いつまで彼を疑いながら生きていけば良いのだろうか」と。
実は・・・好きな気持ちはないながらも、彼の浮気には気づいてしまい、行為をしていないかどうかパンツのにおいをかいで確認してたんです笑
こんな生活は嫌だ!と改めて感じましたね。
その頃から、周りの仲良し夫婦を見ると「いいなあ」と思う反面、
「私はああはなれないな」と感じて、悲しくなることも多くなりました。
それでも彼は…
いろいろあって、私は離婚を決意し、伝えました。
彼の反応は、こうでした。
「それ(浮気のこと)はもう昔謝ったじゃないか。終わったことだ。」
「俺たち喧嘩もなく仲良くやってたじゃないか」
でもね。
喧嘩がない=うまくいってる、ではないんです。
私はもう、何も期待していなかったから、喧嘩すらしなかったんです。
あきらめの中で、ただただ結婚生活を続けていただけです。
彼は離婚に反対し、成立まではだいぶ時間がかかりました。
その辺りの話は、またいつか別の記事で。
今は、気持ちがとても楽です
離婚して、今はとても楽になりました。
あの頃のようなストレスはありません。
もちろん、不安になる日もあります。
「この先、子ども2人を一人で育てていけるのかな…」って。
実家や親戚は飛行機で2時間半の距離。
すぐに頼れるわけではないけれど、ありがたいことにママ友が声をかけてくれたり、助けてくれたりして、今は穏やかに過ごせています。
最後に
離婚って、本当にいろんな悩みがつきものですよね。
最後に決めるのは自分自身。でも、心配事って案外なんとかなります!
子ども、学校の先生、習い事の仲間、職場の人、ママ友。
周りの人たちは、思った以上に優しいです。違う人もいますけど笑
もし今、離婚を決めて前に進もうとしている方がいたら、私は心から応援します。
もちろん、配偶者と向き合って、話し合いを重ねる選択も素敵だと思います。
大事なのは――
「自分が幸せになれるかどうか」
どうか、自分の心に正直に、幸せな選択をしてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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